相続相談は経験豊富な弁護士に

相続とは亡くなったその瞬間から開始し、そのスケジュールはかなり細かく決められているため、悲しみに暮れている間に手続きが間に合わなくなってしまうということにもなりかねません。何から手をつけていいのかさっぱりわからない方や手続きの仕方が良くわからないという方には、相続相談を専門とする弁護士の力を借りることで不安を解消できます。

相続には相続放棄や相続税申告などに期限が設けられていて、この計算が始まる日がすべて相続の開始日のため、経験豊富な相続相談の弁護士に手続きを任せると納得のいく遺産相続ができます。

遺留分を知らない人も解決へ

知らない人でも、遺言書にある程度の内容がかかれているようなら解決できるようになります。安心して解決したいと思っている場合には、遺言書を見るようにしてください。遺留分についてわからない場合でも、どれくらいの金額で振り分けるように要求しているかわかるようになり、解決しやすい状態となります。

弁護士を通じて見てもらうことで、よりわかりやすい判断をしてもらえるようになります。わからないから適当に分割するような方針をしないで、分かる人に相談することと、残されているものを頼りにして分割する方針を決めることが大事です。

遺言書の記述を見ても遺留分の意味がわからない時

記述されている内容を弁護士に教えてもらいながら、最終的に分割していく方法を検討していくことが多くなります。もちろん遺言書の内容については、なるべく知っておきたいところですが、書かれている内容が全てではないと伝えられるケースも多くなっています。

遺留分について考えていなかったり、書かれていない場合に説明されて、わからなくなってしまいます。ここは弁護士に相談しておくのが第一で、分割する時の参考にしましょう。相談している内容によっては、うまく話を進められるようになって、分割協議が成功する可能性も高まってきます。

遺留分というのは何か

遺産相続というのにはどんな関係であれば何分の一の相続する権利があるという決まりがあるのですが、あくまで故人の遺志もかなり反映できるようになっています。遺言書などでこの人にすべてを渡したい、ということも言うこと自体は可能になっています。

しかし、それでは相続人の権利が守られない、ということで最低限、遺留分があるのです。それが半分になります。例えば配偶者であれば二分の一が法定相続分なのですが、その半分、ということになっています。この場合は二分の一のさらに半分になりますから、四分の一が最低限、認められるようになっているのです。